下旬

薄暗く雷が鳴り停電していて家の端っこで怯える。一輪車が全然乗れなくて銀色の棒の匂い。カーテンで隠された保健室。芝生が引かれたプール。とんで、体育のサッカー。雷を怖がる好きだった人。飛んでいった筆箱。音楽教員と化学教員の噂。保健室。その横の校長室。石灰がついた手と足とコンクリート。裏のドラム缶の下の水溜り。和式のトイレ。から回った羊ちゃん。理科室の机の硬さ。とび、運動場の花火、中庭のでかい緑色の樹をゆらす風、屋上のお弁当、社会科準備室。あとは胸のくるしさ、汗を絞るジャージ、つんざくタイマー、床の振動を吸収する黒いバッシュと膝のきしみ。めまい。夏と冬の暑さ。飛んだ回数。

 

たるんだ電線に鳩っぽい色のトリが2羽いて、羽がばたばたばたばたばた

揺れる電線のゆれが合っていない。

 

歩きながら頭で唱えた言葉を文字にしてくれるシステムを待ち望んでいるひとがこのまえいたのと、つなげるは、

ペーパーレス化が進んでみながみなクラウドにデータを忘れていった山をキープしておくエネルギーがやばいらしいということ。

 

おなかすい、きょうはdeskということばのいみをしらべた。意味の一つに「(新聞社の)編集部」を見つけて、それをはじめて知ったきっかけに私は新聞社に就職しません。

あとのみにいきましょう、と久しぶりにいわれて、どきどき、たまにある、言葉の選択肢がどどと来てつまり・相手の目より下をみてしまうやつになった。そういうとき、自分の目は上の方にある。

おなかすい、

複雑なこと:ここにそれがないがために動く時間がそれが必要な時間よりももも短い場合にそれが起きたことものに苛立ちがカーン

だけどたいていの移動の理由はそれ以外になんだ?

 

うれしさ:電車で冷えきった体面が冷める前に炎天下にいなくてよくなるときの皮膚

 

セーフ:健康診断の予約が取れた。

ワクチンはとれない。

 

きょう:弟と友人の誕生日

 

とっておき:今日はない。

 

ちょっとずれて! 突然のパンがうれしさ。