一番長くのうのうと続けているバイト先で3年ぐらい紙を捨てる作業をしているが、初期の無駄に対する純粋な怒りを忘れ、編集長おじさんが紙の無駄がすごいでしょ、と言ったことだけがいい記憶としてだけ残っていることに気づいて無心になった。これが仕事を普通にする術か。？
F/Tの『アイアム・ノット・フェミニスト』に掲げている歯を出した笑顔とドイツ大使館では結婚式と同棲部屋がパフォーマンスされていた。式場の正装風の少年少女たちはあれは私服なのか。場所は六本木の近くだった。見せられる場での中途半端な間、足場の狭さ、仕切る側の立ち位置が気になる隙が多かった同様、主軸に近い、人を巻き込むことにはなによりも配慮が難しいのか。その土壌があるかどうかでキャパが変わるのでは。
『恋の骨折り損』はその点では間を取りすぎることに長けていたが、確保した時間をラストの言葉の量で埋め尽くしてしまい止めるべき息を吐く余裕があった。作品の対象者を時代分けで決めるのはかなりむずい。ニコ動の映像と制作した動画を見分けることができるのはデジタル世代だけだし、その大流に飲まれていない人に伝えるには説明が足りない。言葉が足りないけれど、いわゆる言葉が薄れてきた時代は異なる言葉を持つ人々の交流が活発になりながら、それでは、目の前にあるぬるい雰囲気を、見せる以外の方法について、技術に負けず考えないと実学に飲み込まれそうだ。
・メールをお送りしなければと思った相手からメールが届く。
・見逃していたメールに気づいて返信する
・カメラのキムラヤの自動ドアに立体のボタンが付いた。
