2021年10月 寒くなる

2021/10/10

映像を見た。

太陽劇団ドキュメンタリー映画『アリアーヌ・ムヌーシュキン:太陽劇団の冒険』(2009)、東京芸術劇場プレイハウスで1Fで。

空いてたし、心底ぐつぐつの楽しみになったし、寒かったし、イタリアで行った教会みたいだった。

 

イメージフォーラムへの坂のぼり『恐るべき子供たち 4Kレストア版 Les Enfants Terribles』こっちも割と空いてた。よくわからなくて萩尾望都版を入手。

 

代々木の「勝浦 よろず萬べぇ」久方の友人と。彼の徹頭ぶりに改めて感心する。ギターを飾るために壁が必要で引っ越す人。この店で人悶着あるがおいしい店だった。

 

2021/10/11

Me, My Mouth and I
by ジェス・トム/トゥレットヒーロー

東京芸術祭のオンラインプログラムで

彼が繰り返すビスケット!に近いものをだれもこれももってる。として、それを出さないことの作用。があるとして、それが発される時がいつか?

 

「BLACKPINK ~ライトアップ・ザ・スカイ~」ひさびさのNetflixで。たくさん作った飯を食いながら夜。

 

2021/10/16

麿赤兒×フランソワ・シェニョー

ゴールドシャワー

世田谷パブリックシアター

ハイヒールを履いた時に盛り上がる脛から尻にかけての筋肉のしなり。ドンキの黄色のベジータの髪をほっぽってあたらしい麿に変わるときの家庭的なかんじ。衣装がすてきは堂本教子。日仏両国の鬼才による、“エロス(性)とタナトス(死)”漂う独自の世界をどうぞお見逃しなく!とあったけど、エロス(笑)とタナトス(笑)の空気を客席側につよく感じてしまい、らくだの社会見学のように途中からなる。赤テントを初めて見た時は逆で最初内輪感に引きつつ、わけわからん感傷にひっぱられた。それでも御二方のからだはうつくしくそこにあり、フランソワの初来日の話を聞いてほーとなる。

 

久しぶりに馬場歩きをする。店は変わるがわり、らしさも変わっていく。そういえば旧あゆみにも立ち寄るが、改装よかったよね。馬場までの道なりの上下だけはなれしたしみ。

 

クラリッセ・リスペクトル『星の時』

ヴァージニアウルフを漁っていた数年前このひとには出会えなかったけど、「ブラジルのヴァージニア・ウルフ」といわれるらしい、23言語で翻訳、世界的再評価の進む20世紀の巨匠で1977年に亡くなった著者。装丁が外も内も細々手が入っていて、装幀・組版:佐々木暁。幼少期の宝ボックスを1人で何度も開け直す時に誰かに見られない間のドキドキ。そんで中も2hのタイムラプス。浄化とか思うのは最悪だけど、乾いた描写と作者と創造物の実際の交差と突き放しの交互が時折天丼的な笑いをもたらしながらも真顔つきとおす。イェリネクに感動したとき以来のありがたさあった。

「ブラジルのヴァージニア・ウルフ」、クラリッセ・リスペクトルとは誰か?--『星の時』訳者・福嶋伸洋氏による「あとがき」

https://web.kawade.co.jp/bungei/12505/

ALL Reviewsで訳者と豊崎由美の対談あり。

 

知らなくて鮫侯爵を調べたら若い頃の談志さんを見る。

立川談志(七代目) - 鮫講釈

https://youtu.be/-ggFpUqRQXY

 

『99%のためのフェミニズム宣言』

ナンシーフレイザーいいなー

最近じぶんの「いいね」の意味の照準があってきてる気がする。友人のおすすめで。

 

2021/10/23

小林昌廣 × 川口隆夫 トーク「カラダとウイルスの関係の変な話からはじまる朝

篠崎芽美 × 川口隆夫 パフォーマンス『今の居間、たっだいま!-「どこでもできるウイルス体操」付き』

y/n(橋本清、山﨑健太) レクチャーパフォーマンス『カミングアウトレッスン』

この人とみて感想を聞てみたいと思い友人を誘う。

この日はたくさんタクシーに乗った。川口隆夫さんのやわらかくもとうとうと話し続ける様子が体と共に掴めた気がする。おそらく対談相手がzoom上で、こちらはよい空間で同席していたから。書くものを忘れておやと思ったことがあったのに忘れてしまった。。。「西洋は二項対立的な、東洋は有機的な思考体系」のはなし、近々べつでも聞いたのになんだったかも忘れた。。。過去の記憶をたくさん話す小林さんを見て、改めて自分の18以前の記憶への実態のなさについていつか考えたいと思う。あとは、、「こわい」「うつくしい」「妖美な」という形容詞によるとりあえずの形容。これはそのまんまだったけれど、「かつては」Aだった形容詞がBに変わった、という話には引っかかる。体験と経験と時間によって変わる第三の印象。『大野一雄について』は今度あったら絶対に見たい。

別件でこちらもみる。

[Yamashiro Chikako: Reframing] A virtual tour of the exhibition by Kawaguchi Takao

https://m.youtube.com/watch?v=KNYZr9XMo9M

 

ワクチン2回目で8度9ぶでて、寝っぱなす。腹は減るが体が重たい空洞になったかんじだが、あまりの機動力のなさが、取捨選択をせざるを得なくしていて集中力があるようでないけれど些細にある感じ。注射を打つ人の乾いたあかるさをとてもいいとおもう。

そういえば最近冷えピタを常習しすぎて先日ついにzoomに冷えピタのまま登場してしまった。しれっとはがす。

 

生活しかない、と気づき部屋が、空が、光でいっぱいになって終わる話。のイメージが最近よく夢に出る。あとひたすら解けなくて?終わらない文字かなにかを周りを気にしながらタイプし続ける夢。。。。朝汗だくで目が覚めて冷えて凍えることが多いが、暖房つけて窓を開けるのがさいこうだ。

 

あまりにも忘れるので書く。書くと悲しくなるが向き合わずにわすれるくらいなら数字の海に放つ。いつかたのしくおよげるようになりたい。ビール飲みながら。

 

最近は少しずつ割り切ってきているものが増えていくことをうれしさに代えている。怒りを原動力に動きつかれて寝るよりも良いように思う。見ぬふりの代償か肩こりと冷え性と肌荒れがはげしく起きている。